ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』埼玉公演開幕間近!

イベント2023年8月3日

1981年に榊原郁恵の初代ピーター・パンが新宿コマ劇場に舞い降りて以来、多くの大人と子どもに親しまれてきた青山メインランドファンタジースペシャルブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』が開幕した。今年は新ピーター・パンとして山﨑玲奈がタイトルロールを演じ、宿敵のフック船長に小野田龍之介、ウェンディ役に岡部麟(AKB48)を迎えた。演出・振付を長谷川寧が手掛け、新演出として生まれ変わった。

(撮影:宮川舞子)



今回は、上海やロンドンなど国内外で活躍する長谷川寧による新演出での上演である。
11代目ピーター・パン役を演じるのは、山﨑玲奈。いつまでも子どものままでいたい元気な少年の中に切なさを織り込み、持前の歌唱力を武器に、新たなピーター・パンを表現した。ピーターの軽やかでアクロバティックなフライングも見ごたえ十分で、誰もが心躍ること間違いなし。




宿敵フック船長を演じるのは、ミュージカル「メリー・ポピンズ」のバート役やミュージカル「マチルダ」のトランチブル校長役など大役を次々と射止めている小野田龍之介。いやらしくずる賢い悪党であるフック船長を圧倒的な歌唱と生き生きした芝居で表現し、観客を魅了した。




昨年に引き続きウェンディ役を演じる岡部麟(AKB48)は、子どもらしさの中に凛とした強さを持ち、ウェンディがピーターとの冒険を通して大人になっていく様を丁寧に表現している。




ウェンディの母親であるダーリング夫人役に須藤理彩タイガー・リリー役に江上万絢など、個性豊かな実力派キャストを迎え、長年愛されるピーター・パンの世界を新たに彩った。
心温まるピーター・パンの物語と音楽はそのままに、華やかなダンスや大迫力のアクション、パルクールも加わり、子どもから大人まで余すことなく楽しめる作品に仕上がった。



上演時間は1幕35分/休憩15分/2幕55分/休憩15分/3幕40分(計2時間40分)。

東京公演を終え、いよいよ全国へ!
埼玉公演は8月16日(水) ウェスタ川越 大ホールで上演します。
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ストーリー


ロンドンに住むダーリング夫妻の子どもたち、ウェンディ、ジョン、マイケルの部屋に、空を飛べる不思議な男の子が“あるもの”を取りに忍び込みます。その子の名前は、ピーター・パン。ピーターは3人の子どもたちを連れ、いつまでも子どもでいられる“ネバーランド”へ飛び立ちます。 ウェンディはネバーランドで出会った迷子たちの“お母さん”になり、タイガー・リリー率いるモリビト(森の住人たち)とも仲良くなりました。ウェンディたちは、みんなと楽しく愉快な時を過ごしながらも、いつしか我が家が恋しくなり、ロストボーイズも連れてロンドンの家に戻ることにします。一方、フック船長率いるパイレーツはウェンディを自分たちの“お母さん”にしようと、捕まえてしまいます。それを知ったピーターは、ティンカーベルとともに海賊船へ向かい、リリーたちと協力して、フック船長やパイレーツとの激しい戦いの末、ウェンディを救います。 いよいよ、ロンドンに帰る時、ピーターとの最後の別れを惜しむウェンディたち。ウェンディは彼にお願いをします。「春の大掃除の季節にはきっと迎えにきてね。」と。時が経ち、約束を果たしにピーターがやってくるのですが…


コメント

山﨑玲奈(ピーター・パン役)
待ちに待っていたこの瞬間!!
「ピーター・パン」の幕が開きました。
ハードだったお稽古期間も本番が始まると全てが吹っ飛び、全力でピーターとして楽しむことが出来ました。
ガラッとリニューアルした寧さん新演出の「ピーター・パン」をお届けします。
夏は、ネバーランドへGO!!

小野田龍之介(フック船長役)
43年という長い歴史のなかで新ピーター・パンの誕生に立ち会えるということは俳優としても俳優冥利に尽きる瞬間でした。
日本の「ピーター・パン」はお客様と一体になって楽しめる演目ですが、客席に降りたり、妖精の粉が舞い降りる瞬間を今年は久しぶりに、さらに舞台上からみることができとても感動しました。
この感動を忘れずに、カンパニー一同最後まで作品を届けていきたいと思います。
是非皆様ツアーの最後まで応援をお願いします。何度でもお待ちしております。

岡部 麟(AKB48)(ウェンディ役)
これまで長い時間をかけてピーターとの冒険をカンパニーで作ってきましたが、今日、みなさまに観ていただいたことでようやく完成しました!みなさんの"あるお力"を借りないとピーターはフックに勝てません!生まれ変わった新ピーター・パン、観れば2023年最高の夏の思い出になるとお約束できます!一緒に思い切り雄叫びをあげましょう!今日はとても楽しかったです!みなさまのご来場お待ちしています!早くまたピーターとネバーランドへ行きたいウェンディより!

須藤理彩(ダーリング夫人役)
私にとって初めてのミュージカル出演となる、ブロードウェイミュージカル「ピーター・パン」の初日の幕が開きました。まだ、夢の中に居る様な感じがしているのと同時に、ひとつ夢が叶った幸せを噛み締めているところです。
これまで通り、お子様達が楽しめるのは勿論、新たにダイナミックでキレッキレのダンスや、ハラハラドキドキのアクション!カッコ良くて、時にキュートで、時に切ないピーターも、新演出で更にパワーアップし、皆様を魅了する事間違いなしです!
この夏、是非、ネバーランドへ遊びに来て下さい。お待ちしております!

江上万絢(タイガー・リリー役)
ピーター・パン2023、ついに開幕!生の舞台は、物理的には形を残すことなく消えてしまう儚いものだと思っています。その代わりに、ご来場下さった皆様の心に色濃く残るものにしたいです!魅力溢れる『ピーター・パン』の世界に、お立ち合い、お楽しみ頂ければ幸いです。千穐楽まで全出演者と共にネバーランドを生き抜きます!

長谷川 寧(演出・振付)
強靭なファンタジーというものは年齢関係無く楽しめるものですが、
今回のこの活劇が、子供には数十年後まで憶えていられる思い出に、大人には心踊った当時を思い出すような、そんな作品になればと思います。
私の日本での初演出ミュージカル、「ピーター・パン」、山﨑玲奈にとっても初ピーター。
初×初の初モノ尽くしでお届けする、43年目にして真っ新な新作。
ネバーランドでお待ちしております。

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