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映画史02 日本ヌーベルバーグ ー今村・大島・吉田ー

日本映画の黄金時代と呼ばれる1950年代が終わりに近づき、撮影所システムが衰退し始めた頃に生まれた「新しい波」。政治や性、犯罪者心理など、伝統的な日本映画では従来あまり語られなかった社会のタブーに切り込んだ若手映画監督によるムーヴメント、それが「日本ヌーベルバーグ」です。この講座では主に1960年代につくられた今村昌平、大島渚、吉田喜重の三監督の作品群を取り上げ、ラディカルな戦後映画史として考察します。

▼講座スケジュール(予定)
第1回 今村昌平『周辺へのあこがれ』
「にあんちゃん」(1959)「にっぽん昆虫記」(1963)「神々の深き欲望」(1968)

第2回 大島渚『犯罪と社会』
「青春残酷物語」(1960)「白昼の通り魔」(1966)「少年」(1969)

第3回 吉田喜重『イメージに生きる』
「日本脱出」(1964)「女のみづうみ」(1966)「エロス+虐殺」(1970)

■持ち物 筆記用具

■講 師 カペル・マチュー
東京大学教授(表象文化論)。日本映画史を専門とし、パリ・ソルボンヌ・ヌーヴェル大学で博士号を取得。著書に『日本脱走―1960年代の日本映画』(2015年)があり、編著に『鏡の映画たち:日本映画の40年(1980年〜2020年)。Ebisu. Études japonaises - 59 号』(2022年)がある。


<お申し込み>8月28日(木)10:00 より先着受け付け開始

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・本講座のお手続きは事前に銀行振込が必要です。
・教材の手配がございますので、申し込み受付後のキャンセルはご遠慮ください。

・その他の事項については、「講座のお申し込みに関する注意事項」をご確認ください。

講座実施日 10月11日(土)10月18日(土)10月25日(土)
時間 14:00~16:00
会場 ウェスタ川越2階 市民活動・生涯学習施設 活動室5
回数 全3回
受講料 3,000円
定員 14名

■講座についてのお問い合わせ
電話 049-249-1186
Mail entry@westa-kawagoe.jp
Mailでのお問い合わせは、講座名・お名前・ご連絡先をご明記ください。

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